新生湯レポート

 さてさて、今週の土曜日、29日は「らくごのぴんまる」。会場は東京は大田区北馬込にあります、鮨・割烹のお店「千成」さん。ご出演は三遊亭ときんさんでございます。落語が二席聞けまして、おいしいお鮨が食べられまして、しかもお酒が飲み放題! 木戸銭は魚河岸用語で言うところの「ぴんまる」、10,000円となっております。30名様限定でして、現在のご予約が・・・1名様キャンセルが出ちゃいまして・・・10名様となっております。ありがとうございます! お料理の手配の都合から明日27日(木)中にご予約をいただけると助かります。よろしくお願いしまーす! 会場は午後5時で開演は午後5時半。お開きは午後8時半の予定でございますー。

 

 

 

 

 

 ということでございまして、チラシのポスティングもラスト。ラスト・ポスティングをしてまいりました。今回は千成さん周辺の北馬込から、品川区に入りまして旗の台方面にかけてポスティングさせていただきました。周辺の方々が、ぜひともご参加、よろしくお願い致しますー。

 

 で、「ポスティングでかいた汗を銭湯で流す」という趣旨でこのブログを書いて来たのですが・・・もう、汗、かかないですね・・・けっこう寒いです。「銭湯入ったら、帰り道で風邪引いちゃうかなぁー」とも思ったのですが「炭酸泉に入りたいなぁ・・・」と思い直して、旗の台の「新生湯」さんで、レッツ、ひとっ風呂!

 

 

 

 

 新生湯さんにはみんな大好き、僕も大好き炭酸泉があるんですよねー。ぬる〜いお風呂に炭酸の泡がポコポコ浮いてきて・・・僕は、あの、ぬる〜い炭酸泉が大好きなのでした。サウナに入って汗をガンガンかくだなんて、野蛮です。野蛮人です。粋な旦那は炭酸泉に入って、浮いてくる泡を眺めながら「ぽけー」っとするものだと思います・・・。

 

 ということで、新生湯さんに入りまして、番台さんに500円を出しましたら、「後ろの券売機で買ってください」と言われてしまいました。「あ! 前もこの同じ間違いをやったような・・・」と思い出しました。それぐらいに、新生湯さんに来るのが久しぶりなのでした・・・。

 

 さてさて、お風呂に入りまして、身体を洗いまして、さあさあ、お目当ての炭酸泉に入ろうと思いましたら、先客におじいちゃんが2名入っておりました・・・。新生湯さんの炭酸泉は3名が入れるぐらいの小さめの湯船。ですので、おじいちゃんとおじいちゃんの間に入ろうと思えば入れるのですが・・・「けどなぁ、知らないおじいちゃんと、知らないおじいちゃんの間に入るのはなぁ」と気が引けてしまいました。オセロのように、間に入った僕もおじいちゃんになってしまいそうな気もするので、ちょっと遠慮しまして、後々に入ろうと思い他の湯船を散策しました・・・。

 

 露天風呂があるのでした・・・「露天」と言っても、壁も屋根もついていて、景色とかが見えるわけではないのですが、外気が入ってくるといった感じなのですが、これが良かったですねー。寒くなって来た秋の空気は、裸の体に「おぉ、寒い」と思わせます。「冬が近いな・・・」と。で、そそくさと入った湯船は格別でした。いいお湯です。温度がよろしい。あのー、新生湯さんは温度が全体的に低いのですよね。熱くはない。けれど、それが僕にはちょうど良い加減なのでした。熱い風呂に入るなんて野蛮です。野蛮人です。カレーの辛口を食べるのはジャワ原人です。

 

 で、露天風呂で温まりまして、さてさてお目当ての炭酸泉に入ろうと戻ってみますと、まだ、おじいちゃんがお二人、入っておりました・・・。けれど、その気持ちわかります。炭酸泉ってずっと浸かっていたくなりますものねー。わかるわかる・・・。ということで、他の湯船へ・・・。

 

 薬湯という身体に良さそうな湯に入りまして、奥には電気風呂がありました。僕は最近、電気風呂が気に入りつつあります。最初は怖くて入れなかったのですが、最近ではそのピリピリが気持ちよくなってきました。電気風呂に、はまりつつあります・・・本当に電気風呂に、はまったら危険ですけどね。一生、ず〜っとピリピリする人生は嫌です・・・。

 

 で、薬湯に入りつつ、電気風呂に入りつつ、「炭酸泉が空かないかなぁー」とチラチラ見ているのですが・・・空かないのでした・・・。

 

 仕方がないので、「強い水流が出ます」との注意書きある「ボディ・リフレッシュ」なるものに挑戦してみました。おそるおそるボタンを押してみると「キュビシュビェッーーー!」という、追い詰められた豚みたいな音がしまして、強い水流が出るのでした! 僕は重度の肩こりなのでこれぐらいが気持ちがいいですが、おじいちゃんだと骨、折れちゃうかもしれないですね・・・。で、僕の目はずっと炭酸泉を見ています。炭酸泉が空くのを見ています。「おじいちゃん、炭酸泉、長く入りたい気持ちわかるよー!」なんて思ってましたが、今では「ジジイ、いい加減に出ろ!」と思っております。独占し過ぎです。独占禁止法に抵触してます。あぁ、銭湯にリラックスしに来たのに、僕の心は荒んでまいりました・・・。仕方がないのでもう一回「ボディ・リフレッシュ」のボタンを押します。勉強しすぎて突然、母親に切れた受験生の叫びみたいな音がします。「キュウビシュベビヤボジョーーー!」

 

 で、また身体を洗ったり、また露天風呂に入ったりして、「もう、今日はあきらめて上がろうかしらん・・・」と思った頃に、やっと、おじいちゃん二人が炭酸泉から出られました!

 

 この機会を逃してなるものかと、喜び勇んで入りました・・・あぁー、もう最高です。最高に丁度よく、ぬるいです。炭酸泉って、おそらく体温と同じぐらいの温度なのでしょうね。ほどよく、ぬるい。気持ちいいです。やっぱり僕はサウナよりも断然、炭酸泉を支持します。入ってしまうと出る気持ちになりません。このまま世界が終わろうとも、ずっと炭酸泉につかっていたいと思わせます。僕は決めました「もう僕は炭酸泉から出ない」と。そして「誰もこの炭酸泉には入れない」と。誰も入れません。これは僕の炭酸泉。もはや、僕が炭酸泉です。僕が湯に溶け出し、僕から泡が出はじめ・・・。

 

 ということでございまして、今週の29日の土曜日は、新生湯の炭酸泉につかったのちに、北馬込「千成」さんで落語を聞いてお鮨を食べてお酒を飲む、なんてな、最高の土曜日をお過ごしくださいませー。ご予約は「nireyose@gmail.com」より。どーかしとつ、よろしくお願い致しますー。