新井宿落語会

 「あ、そうか、去年の今頃に落語会をやったのかぁ・・・」と、このブログ「らくごのかまめし」を久しぶりに開いて思い出しました・・・一年が早いですね・・・。今年も落語会をやりたかったのですが、場所と機会と僕に甲斐性がなくて開催できませんでした・・・とほほ。

 

 で、えーと、今年は落語会の開催はできなかったのですが、ありがたいことに、落語家の三遊亭ときんさんには仲良くさせていただいていておりまして・・・。そういえば、今年は夏に行われた落語協会主催のお祭り「謝楽祭」用に、ときんさんオリジナルの「ぐい呑み」のデザインをさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 でもって、その、ときんさんから今回は落語会のチラシのデザインを承りました! ありがとうございます。来年の話なので鬼に笑われてしまいますが・・・って、「来年の話をする」と何故「鬼が笑う」か、皆さんご存知ですか? ・・・正解は「歯が生えるから」なんですって! どういうことかと言いますと・・・歯が折れて「大好きなお汁がもう食べられないよー」と泣いていた鬼に「来年になったら歯が生えるよ!」って言ってあげたら、鬼が笑ったんだそうで・・・これが「来年の話をすると鬼が笑う」の語源らしいです・・・そうなんだ・・・けど、それって、どういう意味なの??? ・・・あのー、僕が思っていたのは・・・「来年はいい年になるかなぁ」って僕が言ったら、どこからともなく鬼が現れて「はははははぁ〜!」と呵々大笑して曰く「何をお前は来年の話をしておるのだ。そんな話をしてもムダだ。なぜなら俺様が今からお前の頭をこの金棒でカチ割るのだからな! なので、お前には来年など来ない!」 で、僕に「え?」と言う隙も与えず、鬼、上段に振り上げた金棒を僕の頭にドッガーン!!・・・っていう話なのだと思っておりました。なので教訓は「来年の話なんてするもんじゃない」なのだと。「鬼に頭カチ割られるぞ!」と ・・・で、えーと・・・なんの話でしたっけ? ・・・あ、そうだ! チラシだ!! てなわけで、作りましたるチラシが、こちらでーす!

 

 

 

 

 

 

 年明けの1月6日(土)開催ということでお正月らしく楽しげな感じのデザインに仕上げてみました。出演は春風亭柳朝さんと三遊亭ときんさん。ゲストにマジックの花島世津子さんです。会場は大田文化の森大ホールにて。

 

 柳朝さんと、ときんさんはご近所さんらしく「柳朝・ときんの二人会」ならぬ「町内会」じゃなくて「町内二人会」。会場となります大田文化の森もそうなのですが、「新井宿」と言われている地域でございますので命名しましたる「新井宿落語会」。その「新井宿」というのは・・・以下引用・・・。

 

新井宿地区は大森駅近くの闇坂から南側、池上通りを中心にその両側に広がる区域で『山王』は、なだらかな台地、『中央』は平坦地になっており、住宅地が多い閑静な地域です。万葉集には『荒藺の崎』と詠まれた歌があり『荒藺宿』とも書かれ、中世の頃には『荒井宿』とも書かれました。いにしえの東海道といわれた平間街道(旧池上道)と旧六郷用水が併走し、沿道には熊野神社春日神社や善慶寺などが点在しています。明治以降には著名な文化人が多く住んでいたところで、近代日本絵画の巨匠、川端龍子の作品を所蔵している龍子記念館や、かつて文士たちが散策したであろう弁天池などには、今でも当時の歴史や文化を現代に伝えています」

 

 とのこと・・・うんうん、そういえば、たしかに、あの辺りお寺とか多いですね。地図で示すとこの黄色い辺りですかね・・・。

 

 

 

 

 ということでございまして、この黄色い辺りにお住いの皆々様。なんてったって「新井宿落語会」って名前の会でございますので、これも何かのご縁ということで、来年1月6日土曜日に大田文化の森大ホールで行われる「新井宿落語会」に、ぜひともお越しくださいませー!