第1回 らくごのぴんまる

 さてさて、東京は大田区の池上にあります釜めし屋さん「にれの木」でやっていました落語会「らくごのかまめし」なのですが、「にれの木」さんが休業してしまいまして、再開の目処が立たず・・・。「どこか他の場所で落語会ができないかなぁー」とお店を探し求めて、早8ヶ月。やっとこ、ステキなお店を見つけましたー! そのお店は東京は大田区の北馬込にあります、鮨・割烹のお店「千成」さんでございます。

 

https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131713/13092742/

 

 

 僕は千成さんの前を何度も何度も通っているのに、2階に座敷があるとは、全くもって気がつきませんでした。で、先日、その2階のお座敷を見せていただきましたが、広くて立派なお座敷でございましたー。「ここなら落語会ができる!」と確信しました。今回も引き続きご出演いただきます、三遊亭ときんさんにも見ていただきましたが、曰く「音の響きも良い」ということでございます。千成さんにも落語会の開催を了承していただいて、良かった良かったー。

 

 で、打ち合わせを兼ねまして、何度か千成さんに伺ったのですが、あの、もう、お鮨が、おいしい! 抜群!! ・・・あのー、あれですね、コンビニやスーパーのお寿司になれちゃいけないですね。見た目からして、ぜんぜん違う。美しい。スーパーのお寿司って、パックの中でぎゅ~って端に寄っちゃてたりするじゃないです。「あれ? もう1貫入ってた? 誰か1貫食べた?」みたいな隙間できていたりして、切ないですよね・・・そういうのが、ないです(当たり前)。やっぱり、お鮨屋さんの鮨は見た目も良いし、味もおいしい。というか、旨い! 「魚」に「旨」と書いて「鮨」という漢字の成り立ちも納得の旨さでございます。

 

 

 で、そんなにもおいしいお鮨が食べられて、しかも、落語が二席も聴けて、なかんずく、お酒が飲み放題なのですよー! くぅ〜、夢のよう。僕が客になりたい。なのですが、少しく申し訳ないのですが、木戸銭は今までよりお高くなって、お一人様10,000円となりました。ということで、落語会のタイトルは命名「らくごのぴんまる」でございます。「ぴんまる」とは魚河岸の符牒で「ぴん」が「1」で「まる」が「0」ということで「一万円」という意味があるんだそうで。

 

 で、出演していただく、三遊亭ときんさんに「木戸銭が10,000円はちょっとお高いですかねぇ・・・」とご相談してみたところ「大丈夫でげす! あっしが10,000円の芸をお見せしやしょう!」と豪語してくださいました! ・・・たしか豪語していたよな・・・ちょっと、僕、その時、千成さんで、ときんさんと打ち合わせと称してお酒を飲んでいて、だいぶ聞こし召しちゃって、記憶が曖昧なのですが・・・おっしゃっていたような、おっしゃっていないような・・・あー、思い出しました! その時に食べた、ハモの天ぷらがおいしかったです!

 

 というわけでございまして「第1回 らくごのぴんまる」は来月10月の29日土曜日に開催です。出演は、三遊亭ときんさん。落語が二席聴けまして、千成さんの絶品お鮨が食べられまして、そしてなんと、お酒が飲み放題! 木戸銭は「ぴんまる」の10,000円でございます。ご予約は「nireyose@gmail.com」まで。・・・えーと、今回、評判がよろしいようでしたら、定期的に開催させていただきたいと思っております。というわけでございますので、どーかしとつ、ご予約、よろしくお願い致しますー。